バリ島に、東南アジア最大級といわれるスターバックスがあります。「スターバックス リザーブ デワタ(Starbucks Reserve Dewata)」。約3,200平方メートルという規模で、敷地内にはコーヒーの木まで植えられています。
この記事は、当サイト編集長の田中が実際に訪れて確認した内容をもとに書いています。ただの「大きいスタバ」ではなく、コーヒーの産地であるインドネシアに敬意を払った設計になっていた——その具体的な中身をお伝えします。
この記事でわかること
- デワタが「リザーブ」店舗であることの意味
- 店内に掲げられた公式メッセージの中身
- 実際に見た店内の様子と、過ごし方
- お土産・限定グッズを見るときの考え方
目次
スターバックス リザーブ デワタとは
バリ島のスミニャック地区、サンセットロード沿いにある大型店舗です。2018年に開業し、約3,200平方メートルという広さは東南アジア最大級とされています。
ここで押さえておきたいのが、店名にある「リザーブ(Reserve)」です。これは通常のスターバックスとは別の位置づけで、希少なコーヒー豆を専門的に扱う店舗形態を指します。日本でいえば東京・中目黒のロースタリーが近い存在です。
敷地内にはコーヒーの木が植えられた一角があり、栽培から焙煎、抽出までを一つの場所で体感できる構成になっています。カフェというより、コーヒーの展示施設に近い印象を受けました。
入口の真鍮製プレート。バリ文字・英語・インドネシア語・中国語・日本語が併記されている
入口のプレートに書かれていたこと
入ってすぐの壁に、大きな真鍮のプレートが掲げられていました。バリ文字から始まり、英語・インドネシア語・中国語・日本語が並んでいます。冒頭のバリ語は「Rahajeng Rauh Ring Starbucks Reserve Dewata.」——ようこそ、という挨拶です。
英文にはこう書かれていました。
「A harmonious experience to highlight the rich flavor, culture and history of Indonesian coffee.」(インドネシアコーヒーの豊かな風味、文化、歴史を伝える調和のとれた体験)
さらに「STARBUCKS RESERVE DEWATA is a sensory experience paying homage to Indonesian coffee and its people.」(インドネシアのコーヒーとその人々へ敬意を表す、五感の体験)と続きます。
ここが、この店舗の性格をよく表しています。主役はスターバックスではなく、インドネシアのコーヒーと生産者だという立て方です。世界的なチェーンが産地に出店するとき、どういう姿勢を示すのか。その答えが入口に掲げられている、と受け取りました。
ちなみに「デワタ(Dewata)」はバリ島を指す言葉で、「神々の島」を意味するとされます。店名自体が土地への言及になっています。
実際に見た店内の様子
建物は2階建てで、ガラス張りの開放的な造りです。日本の店舗のように壁で仕切られた「屋内」という感覚が薄く、外の緑がそのまま視界に入ってきます。
天井に日よけを張った半屋外のテラス席。天井扇が回っている
印象的だったのが、席の種類の多さです。木のベンチ、丸い切り株のようなスツール、コンクリートの大テーブル、吊り下げ式のラタンチェア。同じ店内なのに、場所ごとに過ごし方が変わる設計になっていました。
天井には日よけのメッシュが張られ、天井扇がゆっくり回っています。エアコンで閉じ込めるのではなく、風を通して涼しくするという考え方です。熱帯の気候に合わせた設計で、日本の店舗とは根本から違いました。
建物のあいだに植栽が配され、どの席からも緑が見える
屋外の中庭には、メッセージが書き込まれた巨大なテイクアウトカップのオブジェが置かれています。「Coffee is better together」「Better Latte than Never」といった言葉が並び、記念撮影の場所になっていました。
日本のスタバとの違い
スクロールできます
| デワタ(バリ) | 日本の一般的な店舗 |
|---|
| 位置づけ | リザーブ店舗。希少豆を扱う | 通常店舗 |
| 規模 | 約3,200㎡・2階建て | 数十〜数百㎡ |
| 空間 | ガラス張りの半屋外。風を通す | 屋内・空調 |
| 敷地 | コーヒーの木を植えた区画がある | なし |
| 滞在の性格 | 見て回る施設に近い | 座って過ごす場所 |
いちばんの違いは「立ち寄る場所」ではなく「見に行く場所」だという点です。日本の店舗は仕事や勉強の場として使われますが、デワタは施設そのものが目的地になっています。時間に余裕をもって訪れるほうが楽しめます。
日本のスターバックスの使い方については、別の記事でまとめています。
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お土産・限定グッズを見るときの考え方
デワタにはグッズを扱うコーナーがあり、タンブラーやマグカップを目当てに訪れる人も多いようです。
ただし商品のラインナップは時期によって入れ替わります。「この商品がある」と断定できる情報はほとんど賞味期限つきだと考えたほうが安全です。訪問前にSNSなどで最新の様子を確認しておくと、期待とのズレが小さくなります。
- その土地でしか買えないかを基準にする。日本でも買えるものは後回しでよい
- 持ち帰りやすさを考える。マグカップは重く割れやすい
- コーヒー豆も選択肢。インドネシア産の豆は日本でも定番だが、現地の焙煎は味の傾向が違うことがある
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- スターバックス リザーブ デワタは本当にアジア最大級ですか?
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約3,200平方メートルという規模で、東南アジア最大級のスターバックスとして紹介されています。2018年にバリ島のスミニャック地区・サンセットロード沿いに開業しました。2階建てで、敷地内にはコーヒーの木を植えた区画もあります。
- 「リザーブ」は普通のスターバックスと何が違うのですか?
-
リザーブは希少なコーヒー豆を専門的に扱う店舗形態で、通常店舗とは位置づけが異なります。日本では東京・中目黒のロースタリーが近い存在です。デワタでは、栽培から焙煎、抽出までを一つの場所で体感できる構成になっています。
- 日本のスターバックスと何が一番違いますか?
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「立ち寄る場所」ではなく「見に行く場所」である点です。ガラス張りの半屋外で、エアコンではなく天井扇と日よけで暑さをしのぐ設計になっており、熱帯の気候に合わせて作られています。席の種類も多く、場所ごとに過ごし方が変わります。時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
- 限定タンブラーやグッズは買えますか?
-
グッズを扱うコーナーがありますが、ラインナップは時期によって入れ替わります。特定の商品があると断定できる情報は古くなりやすいので、訪問前に最新の様子を確認しておくと安心です。選ぶときは「その土地でしか買えないか」「持ち帰りやすいか」を基準にすると失敗が減ります。
- 「デワタ」とはどういう意味ですか?
-
デワタ(Dewata)はバリ島を指す言葉で、「神々の島」を意味するとされます。入口のプレートにもバリ文字で「Rahajeng Rauh Ring Starbucks Reserve Dewata.(ようこそ)」と記されており、店名から装飾まで土地の文化を反映した造りになっています。
まとめ:産地に建てられた「敬意の店」
スターバックス リザーブ デワタは、単に規模が大きい店舗ではありませんでした。入口のプレートに「インドネシアのコーヒーとその人々へ敬意を表す」と掲げ、敷地にコーヒーの木を植え、バリの気候に合わせて風の通る建物にする。産地に出店するとはどういうことかへの、ひとつの答えとして作られていました。
バリ島を訪れる予定があるなら、コーヒー好きにとっては行く価値のある場所です。カフェとして立ち寄るというより、見て回る施設として時間を取るのがおすすめです。
コーヒーの産地や味の違いを体系的に学びたい方は、資格を入口にする方法もあります。
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