緑色の丸いロゴが目印の「Café Amazon(カフェアマゾン)」は、タイのコーヒーチェーンです。ガソリンスタンドへの併設から始まり、いまはショッピングモールや駅にも出店しています。
名前に「アマゾン」と付いていますが、通販サイトとは関係ありません。タイの石油会社が始めた、タイ生まれのカフェです。
この記事は、当サイト編集長・運営代表の田中寛大がタイで実際に買って飲んだ一杯をもとに書いています。写真も本人が現地で撮影したものです。あわせて、公式メニューにどんなコーヒーがあるのか、日本でカフェアマゾンに行ける場所はどこかを、公式情報で確認してまとめました。
- カフェアマゾンはタイ石油公社(PTT)が2002年に創業したタイのコーヒーチェーン
- 看板は店名と同じ「Amazon」というコーヒー。ホット・アイス・フラッペがある
- 🔑 現地で頼んだアイスの「Amazon」は、はっきり甘かった。甘くしたくないなら注文時に伝える
- 日本では福島県川内村と千葉県船橋市(ららテラスTOKYO-BAY)で行ける
- 京都の「喫茶アマゾン」は別のお店
カフェアマゾンとは
タイ国政府観光庁の紹介によると、カフェアマゾンはタイ石油公社(PTT)が2002年に創業したタイのコーヒーチェーンです。店名のとおり、アマゾンの熱帯雨林をコンセプトにしていて、緑の木々に囲まれた落ち着いた雰囲気の店づくりが特徴とされています。
もともとはガソリンスタンドやサービスエリアに併設されていました。現在の運営会社である PTT Oil and Retail Business(OR)の投資家向けページでは、出店先を「PTTのガソリンスタンドの内外、百貨店、コミュニティモール、官公庁、教育機関、地下鉄やBTSの駅」と説明しています(英語の原文を当サイトで訳しました)。車で移動する人の休憩場所から始まり、街のあらゆる場所に広がったチェーンだということです。
同じページで、OR はこのブランドの立ち位置を「タイの消費者の味覚に本当に合う、タイのコーヒーブランド」と書いています(同じく訳)。これは、あとで紹介する「甘さ」を理解するうえで大事な一文です。
京都の「喫茶アマゾン」は別のお店
「カフェアマゾン」で検索すると、京都・七条の「喫茶アマゾン」が上位に出てきます。こちらは京阪七条駅から徒歩2分の場所で50年以上続く、サンドイッチで知られる老舗の喫茶店です。タイのカフェアマゾンとは別のお店なので、行き先を調べるときは混同しないよう注意してください。
現地で頼んだのは、看板メニューの「Amazon」

編集長の田中が頼んだのは、店名と同じ名前のコーヒー「Amazon」のアイスです。サイズは、本人の記憶ではレギュラーでした。訪れたのは、タイの海沿いにある店舗です。
写真のとおり、透明なプラスチックカップに丸いふたと緑のストローが付いた、持ち帰り用のスタイルです。ミルク色がかった明るい茶色のコーヒーに、氷がたっぷり入っています。
目を引くのが、カップに巻かれたロゴ入りの紙ナプキンです。冷たいカップの表面には水滴が付きやすいので、スリーブの代わりに手が濡れないようにするためのものだと思われます。
味の印象は「甘い」
飲んでみた感想は、ひとことで言うと甘かった、です。
日本のコーヒーチェーンでアイスコーヒーを頼むと、砂糖は入っておらず、ガムシロップを自分で足すのが一般的です。その感覚のまま「アイスコーヒー」を頼むと、最初のひと口で驚くと思います。
先ほど紹介したように、運営会社はカフェアマゾンを「タイの消費者の味覚に合うブランド」と位置づけています。日本の基準で甘いと感じる味は、現地の人に向けて作られた味だと考えると納得がいきます。
甘くしたくないなら、注文するときに伝える
実際に飲んだ田中からの注意点です。甘いコーヒーが苦手な人や、日本のアイスコーヒーと同じ感覚で飲みたい人は、注文するときに「甘さを控えてほしい」と伝えてください。
甘さは受け取ってから減らせません。田中の記憶では、店頭のメニューには甘さについての表示もあったようです。注文する前にメニューの表示を確かめ、甘くしたくなければ一言添えるのが確実です。
公式メニューにあるコーヒー
タイのカフェアマゾン公式サイトの商品ページで、コーヒーのメニューを確認しました(2026年9月時点)。「Amazon」はホットにもアイスにもあり、アイスにはさらに「Amazon Extra」があります。
| 区分 | 公式サイトに載っているコーヒー |
|---|---|
| アイス | Espresso/Amazon(アイス・フラッペ)/Amazon Extra/Black Coffee/Honey Black Coffee/Black Coffee Honey Lime |
| ホット | Espresso/Amazon/Black Coffee/Cappuccino/Latte Amazon/Mocha |
| Selected Cup(プレミアム) | Espresso/Americano/Cafe Latte/Cappuccino/Caramel Macchiato/Coffee Marble |
店名をそのまま冠したコーヒーが、ホット・アイス・フラッペの3つの形で用意されているのが特徴です。初めて行くなら、まずは看板の「Amazon」を頼んでみるのが、このチェーンらしさをいちばん感じられる選び方だと思います。
なお、公式サイトの商品ページには材料や甘さ、価格までは載っていませんでした(店頭のメニューの表示とは別です)。「Honey Black Coffee」「Black Coffee Honey Lime」のように、はちみつやライムを合わせた、日本ではあまり見かけない組み合わせがあるのもタイらしいところです。
コーヒーにはちみつを合わせる飲み方については、こちらでくわしく解説しています。

日本でカフェアマゾンに行ける場所
カフェアマゾンは日本にも出店しています。2026年9月時点で、公式サイトや商業施設の公式ページで営業情報を確認できたのは次の2店です。
| 店舗 | 場所 | 営業時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 川内村店 | 福島県双葉郡川内村 | 11:00〜17:00 | 日本1号店。震災からの復興を願って出店 |
| ららテラスTOKYO-BAY店 | 千葉県船橋市(南船橋)2階 | 9:00〜22:00 | 34席・全席禁煙。タイ料理も提供 |
日本の公式サイトには「日本の震災復興を願い福島県川内村に初出店しました」とあります。タイの企業が、日本での最初の店を東日本大震災の被災地に出したという経緯があります。
ららテラスTOKYO-BAY店は、商業施設の公式ページで「タイを代表するカフェ」と紹介され、コーヒーのほかにカジュアルなタイ料理も出しています。首都圏でタイの味を試すなら、こちらが行きやすいはずです。
日本の公式サイトには、2019年に福島県楢葉町のJヴィレッジ店が開店したお知らせも残っていますが、現在の営業状況は確認できませんでした。営業時間や営業の有無は変わることがあるので、行く前に各店の公式情報で確認してください。
よくある質問
- カフェアマゾンはどこの国のカフェですか?
-
タイのカフェです。タイ国政府観光庁の紹介では、タイ石油公社(PTT)が2002年に創業したコーヒーチェーンとされています。ガソリンスタンドへの併設から始まり、現在はショッピングモールや駅などにも出店しています。
- 通販サイトのAmazonと関係はありますか?
-
関係ありません。店名はアマゾンの熱帯雨林をコンセプトにしたことに由来し、店内も緑に囲まれた雰囲気で作られています。
- カフェアマゾンのアイスコーヒーは甘いですか?
-
当サイト編集長がタイで看板メニューの「Amazon」をアイスで頼んだときは、はっきり甘く感じました。運営会社はブランドを「タイの消費者の味覚に合う」と位置づけています。店頭のメニューの表示を確かめたうえで、甘くしたくない場合は注文するときに伝えてください。受け取ってからでは甘さを減らせません。
- 日本にカフェアマゾンはありますか?
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あります。日本1号店は福島県川内村の店舗で、ほかに千葉県船橋市のららテラスTOKYO-BAYにも店舗があります(2026年9月時点で公式情報を確認)。営業時間は変わることがあるので、行く前に公式情報を確認してください。
- 京都の喫茶アマゾンと同じお店ですか?
-
別のお店です。京都・七条の喫茶アマゾンは50年以上続く老舗の喫茶店で、タイのカフェアマゾンのチェーン店ではありません。
まとめ:タイで飲むなら、まず看板の「Amazon」を
- カフェアマゾンはタイ石油公社が2002年に始めた、タイ生まれのコーヒーチェーン
- 看板の「Amazon」はホット・アイス・フラッペで用意されている
- アイスの「Amazon」は日本の感覚だと甘い。甘くしたくないなら注文時に伝える
- 日本なら福島県川内村の1号店か、南船橋のららテラスTOKYO-BAYで飲める
実際に飲んでみると、日本でアイスコーヒーを頼むときの感覚とは甘さが違いました。タイに行く機会があれば、看板の「Amazon」を一度試して、その違いを確かめてみてください。
ほかの国で編集長が訪れたカフェについては、こちらもどうぞ。



