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デロンギ マグニフィカ イーヴォの違いと選び方|ECAM29064とECAM29081、公式ストアで買えるスタートとの比較

グレーのリネンの上に置いたカフェラテ、牛乳の瓶、ミルクピッチャーとコーヒー豆

デロンギの「マグニフィカ イーヴォ」は、ミルクを自動で泡立てるミルクコンテナが付いた全自動コーヒーマシンです。型番は、コーヒーメニューが4種類のECAM29064B/ECAM29064XBと、6種類のECAM29081TBがあります。ただ、2026年10月24日に確認したところ、デロンギ公式オンラインストアのイーヴォのカテゴリーは掲載0件で、商品ページも表示されませんでした。

同じ公式ストアで今買えるミルク自動のマグニフィカは、マグニフィカ スタートのECAM22062(128,000円)とECAM22080GB(124,800円)です。この記事では、イーヴォ3型番の取扱説明書とスタートの資料(ECAM22062は取扱説明書、ECAM22080GBは取扱説明書が未公開のためニュースリリースと商品ページ)を編集部で突き合わせ、イーヴォにしかないものと、スタートで代わりになるものを整理しました。

この記事でわかること
  • マグニフィカ イーヴォ2型番(ECAM29064・ECAM29081)の違い
  • イーヴォだけのメニュー「マイラテ」の中身
  • 公式ストアで買えるマグニフィカ スタートとの違い(編集部の比較)
  • 通販でイーヴォを買うときに確かめたい保証の条件
  • イーヴォを使っている人向けの設定とお手入れ
目次

デロンギ マグニフィカ イーヴォとは?ミルクコンテナ付きの全自動コーヒーマシン

イーヴォは、豆を挽くところから抽出までをタッチセンサー式のボタンで行う全自動コーヒーマシンです。本体の正面に225mLのミルクコンテナを取り付けると、カプチーノなどのミルクメニューを、牛乳を泡立てるところまで自動で作ります。水タンクは1.9L、豆ホッパーは230gで、抽出温度と濃さはそれぞれ3段階から選べます(取扱説明書)。

デロンギの公式ニュースでは、2024年2月20日にECAM29081XTB(6つのメニュー)の発売、2024年3月18日にECAM29064XB(4つのメニュー)の「製品仕様ならびに型番変更のお知らせ」が出ています。なお、公式の名前は「マグニフィカ イーヴォ」で、「マグニフィカS イーヴォ」という名前は公式にはありません。Sが付くイーヴォは、別シリーズの「プリマドンナS イーヴォ」です。

2026年10月時点で、公式オンラインストアでは扱っていない

デロンギ公式オンラインストアには「マグニフィカ イーヴォ」のカテゴリーが残っていますが、2026年10月24日の時点で掲載は0件でした。ECAM29064XB・ECAM29064B・ECAM29081TBの商品ページは、いずれも表示されません。一方で、型番ごとのサポートページと取扱説明書のダウンロードは残っています。

「販売終了」と書かれた公式の告知は、編集部では見つけられませんでした。そのため、この記事では「公式オンラインストアでは扱っていない」とだけ書きます。家電量販店や通販サイトでの取り扱いは店ごとに違うので、買う前に販売店で確かめてください。

マグニフィカ イーヴォ2型番の違いはメニューの数だけ

イーヴォの型番は3つありますが、取扱説明書の仕様表を並べると、違うのはワンタッチで選べるコーヒーメニューの数だけでした。本体の大きさ、水タンク、豆ホッパー、ミルクコンテナの容量は3型番とも同じです。

項目ECAM29064B/ECAM29064XBECAM29081TB
コーヒーメニュー4種類:エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、マイラテ6種類:エスプレッソ、スペシャルティ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、ラテマキアート、マイラテ
給湯ありあり
本体サイズ(幅×奥行×高さ)約240×445×360mm約240×445×360mm
重さ約10kg約10kg
水タンク1.9L1.9L
豆ホッパー230g230g
ミルクコンテナ225mL225mL
抽出温度3段階(低温・中温・高温)3段階(低温・中温・高温)
濃さ3段階(マイルド・スタンダード・ストロング)3段階(マイルド・スタンダード・ストロング)
コーヒー粉使える(計量スプーン山盛り1杯まで)使える(計量スプーン山盛り1杯まで)
ウォーターフィルター付属付属
消費電力/待機電力1450W/約0.5W以下1450W/約0.5W以下
出典:各型番の取扱説明書(仕様)。ECAM29064BとECAM29064XBは仕様表の数字が同じ

ECAM29081TBで増えるのは、スペシャルティとラテマキアートの2つです。スペシャルティは、取扱説明書で「フルーティーなライトコーヒー」と紹介されている、すっきりした味のブラックのメニューです。ラテマキアートは、エスプレッソにフロスミルクを注いで作るミルクメニューです。

ECAM29064BとECAM29064XBの違いは仕様表では見当たらない

ECAM29064XBは、2024年3月の公式ニュースで「型番変更」と告知された型番です。ただ、ニュース本文のPDFは編集部の確認時に開けず、何が変わったのかはわかりませんでした。2冊の取扱説明書の仕様表を比べても、数字の違いは見つかりません。店頭の在庫や通販でどちらかを選ぶなら、型番の末尾の違いで迷うより、保証を受けられるか(後の章)を先に確かめることをおすすめします。

イーヴォだけのメニュー「マイラテ」とは

イーヴォの2型番に共通していて、公式ストアで今買えるミルク自動のマグニフィカ(スタートのECAM22062・ECAM22080GB)のメニュー一覧には無いのが「マイラテ」です。

取扱説明書によると、マイラテは、マシンのセンサーがミルクコンテナ内の牛乳を感知して、入っている牛乳をすべてフロスミルクにするメニューです。カプチーノやラテマキアートが設定した量で泡立てを止めるのに対して、マイラテはコンテナに入れた牛乳の量が、そのまま1杯のミルクの量になります。マイラテで設定できるのはコーヒーの量だけです。

ミルクの量をボタンの設定ではなく、コンテナに注ぐ牛乳の量で決めるメニュー、と言い換えられます。ミルクコンテナの目盛りは1目盛り20mLで、牛乳はMINライン(45mL)以上入れます。毎回ミルクの量を変えたい人や、家族でミルクの好みが違う家では、設定を変えずに済むのが便利なところです。

マグニフィカ イーヴォとマグニフィカ スタートの違い(取扱説明書で比較)

イーヴォに近いのは、同じくミルクを自動で泡立てるマグニフィカ スタートのECAM22062とECAM22080GBです。4型番の仕様を編集部で並べました。

項目イーヴォ ECAM29064イーヴォ ECAM29081スタート ECAM22062スタート ECAM22080GB
公式ストア価格(税込)扱いなし扱いなし128,000円124,800円
コーヒーメニューエスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、マイラテエスプレッソ、スペシャルティ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、ラテマキアート、マイラテエスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノエスプレッソ、スペシャルティ、カプチーノ、ラテマキアート
ミルク自動(ミルクコンテナ225mL)自動(ミルクコンテナ225mL)自動(ラテクレマ ホット)自動(ラテクレマ ホット)
水タンク1.9L1.9L1.8L1.8L
豆ホッパー230g230g250g公式資料で確認できず
本体サイズ(幅×奥行×高さ)約240×445×360mm約240×445×360mm約240×440×350mm約240×440×350mm
重さ約10kg約10kg約9.5kg約9.5kg
抽出温度3段階3段階3段階公式資料で確認できず
濃さ3段階3段階3段階3段階
自動で電源が切れるまで15分〜3時間から選択(初期3時間)15分〜3時間から選択(初期3時間)15分〜3時間から選択(初期3時間)公式資料で確認できず
出典:イーヴォとECAM22062は取扱説明書、ECAM22080GBは2026年3月のニュースリリースと商品ページ。価格はデロンギ公式オンラインストア(2026年10月24日時点)

並べてみてわかったのは、イーヴォECAM29064とスタートECAM22062の差が小さいことです。ワンタッチのメニューで違うのはマイラテの有無だけで、抽出温度と濃さの段階、自動で電源が切れるまでの時間の選択肢、消費電力(1450W)も同じでした。あとはイーヴォの水タンクが0.1L大きく、スタートは豆ホッパーが20g大きく、本体が奥行5mm・高さ10mm小さく、0.5kg軽い、という違いです。

イーヴォECAM29081に近いのはスタートECAM22080GBで、スペシャルティとラテマキアートを選べる点が共通します。ただし、ECAM22080GBの公式のメニュー一覧には、カフェ・ジャポーネとマイラテがありません。カフェ・ジャポーネは、取扱説明書で「豆をハンドドリップしたように蒸らしながら抽出」すると説明されている、量の多いブラックのメニューです。

イーヴォECAM29064を探していた人には、スタートECAM22062が近い

カプチーノとブラックのカフェ・ジャポーネを毎日作りたいなら、ECAM22062で同じメニューがそろいます。なくなるのはマイラテだけで、ミルクの量はカプチーノの設定(ミルク約44〜242mL)で変えられます(取扱説明書)。公式ストアで買えるので、保証の起点になる購入日と販売店がはっきりするのも安心できる点です。

イーヴォECAM29081を探していた人は、カフェ・ジャポーネを飲むかで選ぶ

ラテマキアートやスペシャルティを使いたいなら、メニューの構成が一番近いのはECAM22080GBです。ブラックは、カフェ・ジャポーネの代わりにスペシャルティかエスプレッソで作ることになります。反対に、カフェ・ジャポーネを毎日飲むなら、ラテマキアートとスペシャルティをあきらめてECAM22062を選ぶ手もあります。

スタート3型番(ECAM22020・ECAM22062・ECAM22080GB)の違いと、差額で増えるメニューは、次の記事で比べています。

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通販でイーヴォを買うなら、保証を受けられるかを先に確かめる

公式ストアに無いモデルを、通販や店頭の在庫で買うときに気をつけたいのがメーカー保証です。

イーヴォの取扱説明書に付いている保証書では、保証期間はお買い上げ日から1年です。保証期間内でも有料修理になる例として、購入証明(レシート、領収書、配送伝票でも可)が無く、お買い上げ日・お客様名・販売店名が確認できない場合が挙げられています。保証書は日本国内でのみ有効で、再発行もされません。

デロンギには、購入後に登録すると保証が延びる会員制度「De’Longhi Family」もあります。公式ページでは、全自動コーヒーマシンは登録で保証が1年から3年になり、購入日から6か月を過ぎて登録すると延長は受けられないとされています。イーヴォが対象に入るかは、登録の前に公式ページで確かめてください。通販で買うなら、販売店名と購入日が載った書類が手元に残るかを、注文の前に確認しておくと安心です。

イーヴォを使っている人へ:取扱説明書で確かめたい設定とお手入れ

すでにイーヴォを使っている人や、譲り受けた人に向けて、取扱説明書のうち見落としやすい点を表にしました。

項目取扱説明書の内容
使う牛乳成分無調整で、乳脂肪分3.0%以上の新鮮でよく冷えた牛乳
残った牛乳一日の終わりに必ず捨て、ミルクコンテナとミルクノズルを洗う。すぐ捨てないときは冷蔵庫に入れるなど衛生面に注意
自動で電源が切れるまで15分・30分・1時間・3時間から選べる(買ったときは3時間)
節電モード買ったときはON
水の硬さ付属の水硬度チェッカーで測り、レベル1〜4を設定(買ったときはレベル1)
石灰の除去付属のコーヒーマシン用除石灰剤を使う
置き場所左側と背面を5cm以上、右側と上部を20cm以上空ける
使えないものインスタントコーヒー、ココアパウダー。フレーバーコーヒーは挽いた粉で使う
出典:マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064・ECAM29081)の取扱説明書

エスプレッソがぬるく感じるときは、抽出温度を上げる設定があります。取扱説明書では、エスプレッソの温度は67〜70℃前後が理想とされたうえで、より熱くしたい場合の対処として温度設定が挙げられています。

除石灰や内部洗浄の流れ、赤い点滅などのトラブルの見方は、マグニフィカSの記事で手順を整理しています。操作パネルはイーヴォと違いますが、お手入れの考え方の参考になります。

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マグニフィカ イーヴォのよくある質問

イーヴォについて、検索されることの多い疑問に答えます。

「マグニフィカS イーヴォ」と「マグニフィカ イーヴォ」は同じ機種?

公式の名前は「マグニフィカ イーヴォ」で、「マグニフィカS イーヴォ」という名前は公式の資料にありません。マグニフィカSは別の機種(現行はECAM22112)で、ミルクは手動のミルクフロッサーで泡立てます。

マグニフィカ イーヴォは販売終了した?

販売終了と書かれた公式の告知は見つかっていません。わかっているのは、2026年10月24日の時点で公式オンラインストアに掲載が無く、サポートページと取扱説明書は残っていることです。

イーヴォとディナミカの違いは?

ディナミカは、抽出温度が4段階、濃さが5段階と、イーヴォ(どちらも3段階)より細かく選べて、豆ホッパーも300gと大きい全自動コーヒーマシンです。公式ストアには、ミルク自動のECAM35055B(198,000円)と、ミルク手動のECAM35035W(138,000円)があります。マイラテは、ディナミカの公式のメニュー一覧にはありません。

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ミルクの泡立ては手動でいいから、安く買いたい

公式ストアのマグニフィカで一番安いのは、マグニフィカS(ECAM22112)の69,800円です。ミルクは付属のミルクフロッサーで泡立てます。手動でカプチーノを作るコツは、マグニフィカSでカプチーノを作る方法で解説しています。

マグニフィカ イーヴォを探している人への結論

取扱説明書を突き合わせた編集部の結論です。イーヴォにしかないのは、マイラテと、0.1L大きい水タンクです。この2つにこだわりがなければ、公式ストアで買えるマグニフィカ スタートで、ほぼ同じメニューがそろいます。

ECAM29064の代わりならECAM22062、ECAM29081の代わりならECAM22080GBが近い型番です。それでもイーヴォを選ぶなら、購入日と販売店名がわかる書類が残る買い方をして、メーカー保証を受けられる状態にしておきましょう。価格は2026年10月24日時点の公式オンラインストアのもので、変わることがあります。

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