カフェのカプチーノやカフェラテにのった、ふわふわのミルクの泡。あの「フォームドミルク」を、おうちでも作れたら素敵ですよね。実は、専用マシンがなくても手軽に作れます。
この記事では、フォームドミルク(フォームミルク)の作り方を、道具別にわかりやすく紹介します。スチームミルクとの違いや、泡立ちをよくする牛乳の選び方まで、コーヒーソムリエの視点で解説します。牛乳ひとつで、いつものコーヒーがカフェの一杯に変わります。
※情報は2026年7月時点のものです。
フォームドミルクとは?スチームミルクとの違い
フォームドミルク(フォームミルク)とは、空気を含ませて、きめ細かく泡立てた牛乳のことです。カプチーノのふわふわ部分や、ラテアートの模様は、このフォームドミルクで作られます。

よく似た言葉に「スチームミルク」があります。両者の違いは、泡の量です。スチームミルクは泡立てずになめらかに温めた液状のミルク、フォームドミルクはそこに空気を含ませて泡をつくったもの。カフェラテはスチームミルク主体、カプチーノはフォームドミルクをたっぷり使う、と考えるとわかりやすいでしょう。ミルクの量や泡の違いは、次の記事でもくわしく解説しています。

フォームドミルクの作り方【道具別】
フォームドミルクは、身近な道具でも作れます。手軽な順に見ていきましょう。
| 道具 | 手軽さ | 特徴 |
|---|---|---|
| 電動ミルクフォーマー | ◎ | スイッチひとつで安定した泡 |
| フレンチプレス | ○ | 上下に動かして泡立てる |
| ふた付き容器でシェイク | ○ | 振ってから電子レンジで温める |
| 泡立て器・ミニ泡立て | △ | 手動でしっかり混ぜる |
いちばん手軽なのは電動ミルクフォーマー。温めた牛乳に差し込んでスイッチを押すだけで、きめ細かい泡ができます。道具がなくても、ふた付きの容器に牛乳を入れて数十秒シェイクし、ふたを外して電子レンジで温める方法なら、今日からすぐ試せます。フレンチプレスをお持ちなら、温めた牛乳を入れてプランジャーを上下させると、しっかりした泡が作れます。

ふわふわに仕上げる3つのコツ
きめ細かい泡を作るには、次の3点がポイントです。
- よく冷えた牛乳を使う:冷たいほうが泡立ちやすく、きめが細かくなる
- 温めすぎない:60〜65℃が目安。熱くしすぎると泡が粗くなり風味も落ちる
- 大きな泡は落ち着かせる:容器の底を軽くトントンと打ちつけ、大きな泡を消す
ツヤのある、きめ細かい泡が理想です。大きな泡が残ると口当たりがぼそぼそしてしまうので、仕上げにひと手間かけると、お店のようななめらかさに近づきます。
泡立ちを左右する「牛乳」の選び方
フォームドミルクの仕上がりは、使う牛乳で大きく変わります。牛乳に含まれるたんぱく質が泡の骨組みをつくり、乳脂肪が口当たりのなめらかさとコクを与えます。
コーヒーソムリエとしておすすめなのは、成分無調整の牛乳。乳脂肪とたんぱく質がしっかり含まれ、コクのある濃密な泡に仕上がります。さっぱりと軽い泡が好みなら低脂肪牛乳も使えますが、まずは成分無調整で試すのがおすすめです。牛乳を変えて飲み比べると、その違いに驚くはずです。コーヒーと牛乳の関係は、次の記事も参考にしてみてください。

デロンギのマグニフィカSのように、スチームノズル付きのマシンで泡立てる手順はこちらです。

フォームドミルクに関するよくある質問
- フォームドミルクとスチームミルクの違いは何ですか?
-
泡の量が違います。スチームミルクは泡立てずになめらかに温めた液状のミルク、フォームドミルクは空気を含ませて泡をつくったものです。カフェラテはスチームミルク主体、カプチーノはフォームドミルクをたっぷり使います。
- 専用マシンがなくてもフォームドミルクは作れますか?
-
作れます。電動ミルクフォーマーが手軽ですが、ふた付き容器に牛乳を入れてシェイクしてから電子レンジで温める方法や、フレンチプレスで泡立てる方法でも作れます。
- 泡立ちがよい牛乳はどれですか?
-
成分無調整の牛乳がおすすめです。たんぱく質が泡の骨組みをつくり、乳脂肪がなめらかさとコクを与えるため、濃密な泡に仕上がります。軽い泡が好みなら低脂肪牛乳も使えます。
- 牛乳を温める温度の目安は?
-
60〜65℃が目安です。熱くしすぎると泡が粗くなり、牛乳の風味も落ちてしまいます。よく冷えた牛乳から泡立て、温めすぎないことが、きめ細かい泡のコツです。
まとめ:ふわふわミルクでおうちカフェ
- フォームドミルクは空気を含ませて泡立てた牛乳。スチームミルクとは泡の量が違う
- 電動フォーマー・フレンチプレス・シェイクなど、身近な道具で作れる
- 冷えた牛乳・60〜65℃・きめ細かくがふわふわのコツ
- 成分無調整の牛乳なら、コクのある濃密な泡に仕上がる
ふわふわのフォームドミルクがあれば、いつものコーヒーが特別な一杯に変わります。まずはおうちにある道具と牛乳で、気軽に試してみてください。牛乳の力で広がる、おうちカフェの楽しみを味わえます。
ベースになるエスプレッソそのものや、ほかの種類との位置づけは次の記事でまとめています。

コーヒー資格ナビを運営する株式会社アマノートは、農林水産省と一般社団法人Jミルクが推進する「牛乳でスマイルプロジェクト」のメンバーです。牛乳・乳製品の消費拡大を官民で応援する取り組みで、当メディアではコーヒーと相性のよい牛乳の楽しみ方を発信しています。

