カフェラテが好きな人なら、きっと「お茶のラテ」も気に入るはずです。抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ・和紅茶ラテ——ミルクとお茶を合わせた一杯は、コーヒーとはまた違うやさしい味わいが魅力。この記事では、コーヒーの知識を扱う当サイトの視点で、お茶ラテの種類と、おうちでの作り方、ミルク選びのコツまで解説します。
本記事は、地域の飲食店を数多く取材してきた運営者が、実際にさまざまなお茶ラテを飲んだ経験もふまえてお伝えします。
この記事でわかること
- お茶ラテの定番3種(抹茶・ほうじ茶・和紅茶)の特徴
- おうちでおいしく作るコツ
- 合わせる牛乳の選び方
この記事の結論
お茶ラテとは、抹茶・ほうじ茶・和紅茶などのお茶に、温めた牛乳を合わせた飲み物です。カフェラテのミルクのやさしさをそのまま、コーヒーとは違う香りで楽しめます。定番は抹茶ラテ(濃厚で甘み)・ほうじ茶ラテ(香ばしくカフェイン穏やか)・和紅茶ラテ(渋みが少なくミルクに合う)の3種。おうちで作るコツは、お茶を濃いめに出すことです。
- 定番3種:抹茶ラテ/ほうじ茶ラテ/和紅茶ラテ
- 作り方のコツ:お茶は濃いめに出す(ミルクで薄まる前提で)
- 牛乳選び:コクを出すなら成分無調整牛乳
- 使い分け:夜やカフェインを控えたい時間帯はほうじ茶ラテが向く
目次
お茶ラテとは?ミルクとお茶を合わせた一杯
お茶ラテとは、その名のとおりお茶にミルクを合わせた飲み物です。カフェラテがエスプレッソ(濃いコーヒー)にミルクを合わせるのと同じ発想で、濃いめに淹れた(点てた)お茶に、温めたミルクを注いで作ります。
お茶の香りやほろ苦さと、ミルクのまろやかな甘みが合わさることで、飲みやすく満足感のある一杯に。取材でさまざまなお茶ラテを飲みましたが、お茶の個性がミルクで引き立つのが共通した魅力でした。
定番3種|抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ・和紅茶ラテ
抹茶ラテ
もっとも人気なのが抹茶ラテ。鮮やかな緑色と、抹茶ならではの濃厚なうまみ・ほろ苦さが特徴です。お店によっては抹茶の濃さを段階で選べるところもあり、しっかり抹茶を感じたい人から、まろやかに楽しみたい人まで幅広く対応します。ミルクと合わせると苦みが和らぎ、飲みやすくなります。
ほうじ茶ラテ
ほうじ茶は、茶葉を焙じた(焙煎した)日本茶。コーヒーの焙煎と同じように、火を入れることで香ばしい香りが生まれます。そのほうじ茶をミルクと合わせたほうじ茶ラテは、香ばしくてほっとする味わい。カフェインが穏やかなものも多く、夜のリラックスタイムにも向いています。
和紅茶ラテ
国産紅茶「和紅茶」を使ったラテも見逃せません。和紅茶は渋みが穏やかで自然な甘みがあるため、ミルクと合わせると甘みがふくらんでまろやかに。海外紅茶のミルクティーより、やさしい口当たりになりやすいのが特徴です。和紅茶そのものについては、次の記事で詳しく解説しています。
あわせて読みたい
和紅茶とは?コーヒー好きにこそおすすめしたい国産紅茶の魅力を解説
和紅茶とは日本で栽培・加工された国産紅茶。渋みが穏やかで自然な甘みが魅力です。海外紅茶との違い、産地、飲み方、そしてコーヒー好きにこそおすすめしたい理由を、地域取材の経験も交えて解説します。
おうちでのお茶ラテの作り方
基本の作り方はどのお茶でも共通です。ポイントは「お茶を濃いめに」「ミルクは泡立てて」の2つ。
- お茶を濃いめに用意する:抹茶は点てる、ほうじ茶・和紅茶は少量のお湯で濃いめに淹れる。
- ミルクを温めて泡立てる:フォームドミルクにすると口当たりがぐっとよくなる。
- お茶にミルクを注ぐ:好みで甘みを足して完成。アイスなら氷とお茶にミルクを重ねると二層に。
ミルクの泡立て方は、カフェラテと同じ要領です。フォームドミルクの作り方は次の記事が参考になります。
あわせて読みたい
フォームドミルクの作り方とは?道具別のコツと牛乳の選び方を解説
ふわふわのフォームドミルクの作り方を道具別に解説。スチームミルクとの違い、泡立ちをよくする牛乳の選び方や3つのコツまで、専用マシンなしでおうちカフェを楽しむ方法をコーヒーソムリエが紹介します。
お茶ラテに合う牛乳の選び方
お茶ラテのおいしさは、ミルク選びでも変わります。基本は成分無調整の牛乳。コクと自然な甘みがあり、お茶の風味をしっかり支えてくれます。あっさり仕上げたいときは低脂肪乳、植物性が好みなら豆乳やオーツミルクも合います。
とくに抹茶やほうじ茶は風味がしっかりしているので、コクのある牛乳と好相性です。いろいろなミルクで飲み比べて、好みの組み合わせを見つけるのも楽しみ方のひとつです。
コーヒーラテとの楽しみ分け
コーヒーのカフェラテとお茶ラテは、どちらも「濃い抽出液+ミルク」という同じ構造。だからこそ、気分やシーンで使い分けるのがおすすめです。朝はしゃきっとカフェラテ、午後や夜は香ばしいほうじ茶ラテや和紅茶ラテでほっと一息——そんな飲み分けも素敵です。
ラテに使う牛乳の選び方は、カフェラテの記事の考え方がそのまま応用できます。
あわせて読みたい
カフェラテとカプチーノの違いを解説!比率や味わいの特徴とカフェオレとの区別
カフェなどのメニューで並ぶ「カフェラテ」と「カプチーノ」は、どちらもエスプレッソにミルクを合わせたドリンクですが、その味わいや口当たりには明確な違いが存在し...
和紅茶そのものについては、次の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい
和紅茶とは?コーヒー好きにこそおすすめしたい国産紅茶の魅力を解説
和紅茶とは日本で栽培・加工された国産紅茶。渋みが穏やかで自然な甘みが魅力です。海外紅茶との違い、産地、飲み方、そしてコーヒー好きにこそおすすめしたい理由を、地域取材の経験も交えて解説します。
コーヒーと紅茶の両方を体系的に学べる資格講座もあります。
あわせて読みたい
コーヒー&紅茶カフェマスターとは?キャリカレのW資格講座を徹底解説
コーヒーと紅茶のW資格(カーサバリスタ®+ティースペシャリスト®)を目指せる、資格のキャリカレの通信講座。学べる内容・サポート・費用の考え方をコーヒー資格サイトが解説します。
お茶ラテに関するよくある質問
- お茶ラテと「お茶オレ」の違いは何ですか?
-
呼び方の違いで、中身はほぼ同じです。「ラテ」はイタリア語の latte(ミルク)、「オレ」はフランス語の lait(ミルク)に由来する言葉で、どちらもお茶にミルクを合わせた飲み物を指します。カフェラテとカフェオレの関係と同じで、店やメーカーによって呼び分けが異なるだけです。
- お茶ラテを家で作るとき、うまくいかないのはなぜですか?
-
多くの場合、お茶が薄いことが原因です。ミルクを加えると味は必ず薄まるので、お茶は通常より濃いめに出しておく必要があります。抹茶なら少量のお湯でしっかり練ってから、ほうじ茶や和紅茶なら濃く煮出してからミルクを合わせてください。ミルクを入れてから「味が薄い」と感じるパターンがいちばん多い失敗です。
- お茶ラテにカフェインは含まれますか?
-
含まれます。抹茶・ほうじ茶・和紅茶はいずれも茶葉から作られるため、カフェインはゼロではありません。ただし量には差があり、一般にほうじ茶は比較的穏やかとされています。夜に飲みたいときや控えたいときは、ほうじ茶ラテを選ぶか、麦茶などもともとカフェインを含まない素材のラテにするのが確実です。
- お茶ラテに合う牛乳はどれですか?
-
コクを出したいなら成分無調整牛乳が向いています。お茶の風味は繊細なので、脂肪分が少ない低脂肪乳・無脂肪乳だと物足りなく感じることがあります。豆乳やオーツミルクでも作れますが、それぞれの素材の風味が加わるため、お茶の香りを主役にしたい場合は牛乳のほうがまとまりやすいです。
まとめ:コーヒーの隣に「お茶ラテ」を
お茶ラテは、抹茶・ほうじ茶・和紅茶とミルクを合わせた、やさしい味わいの一杯。カフェラテと同じ作り方で、おうちでも手軽に楽しめます。ミルク選びを工夫すれば、お茶の個性がさらに引き立ちます。コーヒーの合間に、ぜひお茶ラテも取り入れてみてください。
コーヒーと紅茶、両方を体系的に学んでみたくなったら、2つをまとめて学べる資格講座もあります。
あわせて読みたい
コーヒー&紅茶カフェマスターとは?キャリカレのW資格講座を徹底解説
コーヒーと紅茶のW資格(カーサバリスタ®+ティースペシャリスト®)を目指せる、資格のキャリカレの通信講座。学べる内容・サポート・費用の考え方をコーヒー資格サイトが解説します。