エスプレッソマティーニとは?上品な味わいのコーヒーカクテル

アッフォガート
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コーヒーとアルコールを合わせたカクテルはいくつかありますが、その代表的なカクテルとして「エスプレッソマティーニ」が挙げられます。コーヒーとアルコールは相性がよく、大人な雰囲気や上品な味覚が楽しめます。

この記事ではエスプレッソマティーニの歴史や特徴、作り方を解説していきます。味の特徴や作り方を覚えて、バーや自宅で楽しんでみましょう。

目次

エスプレッソマティーニとは?気になる発祥は?

ホットコーヒー

カクテルの中に「マティーニ」がありますが、エスプレッソマティーニは普通のマティーニとは違いコーヒーを使います。聞き馴染みが無い人もいるでしょう。

エスプレッソマティーニがどんなカクテルなのか、発祥やアイリッシュコーヒーとの比較をしながら見ていきましょう。

エスプレッソとウォッカを使ったカクテル

エスプレッソマティーニは、ウォッカをベースとしてエスプレッソショットとシロップを合わせたカクテルです。コーヒーリキュールを使うこともあります。

アルコール度数は25度前後でやや高めです。ウォッカとコーヒーの苦みを感じながらシロップの甘みも感じられるため、上品なカクテルといえるでしょう。

通常のマティーニと同じく「ジン」を使うレシピもあります。リキュールを変えることで様々な味わいが楽しめることが、エスプレッソマティーニの魅力といえるでしょう。

発祥は女性のオーダー?

エスプレッソマティーニの発祥には諸説あります。最も有力な説としては、1980年代にイギリスで名をはせたバーテンダー「Dick Bradsell」さんが考案したと言われています。

彼がバーテンダーとして働いていたお店に来た女性が「目が覚めるカクテルを作ってほしい」とオーダーしたところ、コーヒーを使ったカクテルを思いつき提供したそうです。

Dick Bradsellさんは「カクテルキング」と呼ばれるほど有名なバーテンダーで、エスプレッソマティーニをはじめ数々のカクテルを発案したカクテル界では偉大な存在なのです。

アイリッシュコーヒーとの違いは?

コーヒーを使うカクテルの中に、「アイリッシュコーヒー」がありますよね。エスプレッソマティーニとの違いを見ていきましょう。

アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウィスキーをベースにコーヒー・砂糖・生クリームを加えて作ります。深煎りのコーヒーを使うことで、コクと甘みのあるカクテルになります。

エスプレッソマティーニはアルコール感が強く上品な味わいですが、アイリッシュコーヒーは生クリームや砂糖の甘さを楽しむデザートのようなカクテルといえるでしょう。コーヒーとアルコールのカクテルを飲みたい人は、ぜひ飲んでみてくださいね。

エスプレッソマティーニ以外のコーヒーカクテルはある?

バリスタ女

コーヒーとアルコールで作るカクテルをいくつか紹介します。イメージがわかないという人もいるかもしれませんが、実はコーヒーカクテルは日本だけでなく世界的に楽しまれているんですよ。

代表的なコーヒーカクテルを見ていきましょう。

カルーアミルク

バーや居酒屋でもよく見かける、おなじみの「カルーアミルク」。コーヒーリキュールを使ったカクテルの中では最もよく飲まれているといえるでしょう。

カルーアリキュールを牛乳で割るだけで簡単に作れます。その味はまさにカフェオレそのもの。ミルクの甘さとコーヒーの香りに、アルコールを感じながら楽しめます。

リキュールを購入すれば自宅でも簡単に作れます。コーヒーカクテルの入門としておすすめです。

カフェ・コン・セルヴェーサ

「カフェ・コン・セルヴェーサ」は、ビールを使ったコーヒーカクテルです。セルヴェーサとはスペイン語でコーヒーのこと。

作り方はシンプルで、冷たいビールとアイスコーヒーを1対1で混ぜて作ります。ビールの苦みや香ばしさがコーヒーと合わさり、さっぱりと飲むことが可能です。

本場スペインの味を楽しみたい人は、バーで注文してみてはいかがでしょうか?

カフェ・ヴィーノ

「カフェ・ヴィーノ」はコーヒーとワインで作るカクテルです。ワインとの組み合わせは想像していなかった人も多いのではないでしょうか?

カフェ・ヴィーノに使うワインは、ポートワインというブドウ果汁の甘みが強いものです。アイスコーヒーとワインをシェイクし、仕上げにオレンジピールとシナモンパウダーをトッピングして完成です。

スパイシーでブドウの酸味が味わえるコーヒーカクテルです。お目にかかったら一度試してみてください。

エスプレッソマティーニの作り方は?簡単に作れる?

モカ

エスプレッソマティーニは自宅でも簡単に作れます。材料も少なく、カクテル初心者でも挑戦しやすいです。カフェインやアルコールが苦手でない人は、レシピを覚えて作ってみましょう。

材料

  • エスプレッソショット1ショット(30cc)
  • ウォッカリキュール(20~30cc)
  • コーヒーリキュール(20cc)
  • ガムシロップ(5cc)
  • シェイカー

作り方

作り方は極めてシンプルです。上記の材料をシェイカーに入れてしっかりシェイクし、グラスに注げば完成です。分量はお好みで変えても問題ありません。

リキュールは市販されているもので作れます。ブランドごとに違う風味を味わうのもエスプレッソマティーニの楽しみ方の1つです。

アレンジしてみよう

一般的なエスプレッソマティーニに慣れてきたら、アレンジを加えてみましょう。

アレンジ方法は様々ありますが、ウォッカベースをジンベースに変えることでスパイシーで爽やかな飲み口になります。レモンやオレンジなどの果汁を搾ってみてもよいでしょう。

エスプレッソショットが苦いと感じる人は、アイスコーヒーに変えてみるとよいでしょう。苦みがマイルドになりスッキリするので飲みやすくなります。

自分だけのオリジナルエスプレッソマティーニを作ってみてくださいね。

コーヒーとアルコールは相性バッチリ

エスプレッソマティーニについて説明しました。

コーヒーとお酒は相性がよく、レシピも多数存在するため楽しみの幅は広いといえます。エスプレッソマティーニは大人な味わいが魅力なので、興味がある人はぜひ飲んでみてください。

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この記事を書いた人

明治大学法学部卒業後、ギタリストとして音楽事務所に所属。2022年からは湘南のカフェチェーンにてバリスタとして勤務し、1年間で約7,000杯以上のコーヒーを提供。日本安全食料料理協会(JSFCA)認定コーヒーソムリエ。現在はバリスタ業務の傍ら、Webライターとしてリモートワークも行い、マルチな活動を展開中。

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